はじめに
FX取引において、スプレッドは非常に重要な要素のひとつです。スプレッドとは、買値と売値の差額のことで、このスプレッドが広いと取引において損失が大きくなる可能性があります。そこで今回は、XMのスプレッドについて比較一覧を作成し、広がる理由や勝てない時間帯を徹底調査していきます。
XMとは
XMは、2009年に設立された海外FXブローカーです。現在では、世界180ヶ国以上のトレーダーから支持を受け、取り扱い通貨ペア数は55種類以上と豊富です。また、業界最高水準のボーナス制度も魅力のひとつです。
XMのスプレッド比較一覧
以下の表は、XMのスプレッドを主要通貨ペアについて比較したものです。表の数値は2023年4月1日時点のものです。なお、各通貨ペアのスプレッドには、通常時のスプレッドと、極端な相場変動時のスプレッドがあります。以下の表においては、通常時のスプレッドを記載しています。
通貨ペア スプレッド(固定) スプレッド(変動) EUR/USD 1.6pips 1.4pips USD/JPY 1.4pips 1.2pips GBP/USD 2.5pips 2.3pips USD/CHF 2.4pips 2.2pips EUR/GBP 2.2pips 2.0pips AUD/USD 1.8pips 1.6pips USD/CAD 2.1pips 1.9pips NZD/USD 2.2pips 2.0pips EUR/JPY 2.6pips 2.4pips GBP/JPY 3.5pips 3.3pips AUD/JPY 2.9pips 2.7pips EUR/CHF 2.7pips 2.5pips CHF/JPY 3.3pips 3.1pips CAD/JPY 3.0pips 2.8pips広がる理由
XMのスプレッドが広がる理由は、主に以下の2つです。 ボラティリティの高い相場環境下において、リスクを回避するため XMは、極端な相場変動時にスプレッドを広げることで、トレーダーが損失を被らないようにしています。例えば、通貨ペアの相場が急激に変動する場合、注文を約定する前にスプレッドが広がり、約定価格が変わってしまうことを避けるためです。 取引のリスク管理のため XMは、トレーダーから受け取った注文を、リスクを分散するために複数の流動性プロバイダーに送信します。この際、流動性プロバイダーの中には、スプレッドが広がっている場合があります。そのため、XMもそれに合わせてスプレッドを広げる必要があるのです。
勝てない時間帯
FXの取引時間は24時間であり、いつでも取引が可能です。しかし、一部の時間帯は相場が落ち着いているため、スプレッドが広がる可能性が高くなっています。以下は、XMでのスプレッドが広がる時間帯の一例です。 日本時間午前0時~午前2時 アメリカの取引時間が終了するため、流動性が低下してスプレッドが広がる可能性があります。 日本時間午前5時~午前7時 オーストラリアの取引時間が終了し、ヨーロッパの取引時間が開始する前の時間帯です。この時間帯は、流動性が低下し、スプレッドが広がる傾向があります。 日本時間午後10時~翌日午前0時 アメリカの取引時間が開始する前の時間帯で、流動性が低下してスプレッドが広がる可能性があります。 以上のように、特定の時間帯はスプレッドが広がる可能性が高いため、トレードする際には注意が必要です。
まとめ
XMのスプレッドについて、比較一覧を作成し、広がる理由や勝てない時間帯について調査してきました。XMは、業界トップクラスのボーナス制度や豊富な取り扱い通貨ペア数、そしてリスク回避のためにスプレッドを広げることがありますが、トレードする際には注意が必要です。特に、相場変動が激しい場合や取引量が少ない時間帯には、スプレッドが広がる可能性が高くなります。そのため、トレードする前には必ずスプレッドを確認し、適切な取引タイミングを選択するようにしましょう。 また、XMのスプレッドは固定と変動の2種類があります。通常時のスプレッドは固定されていますが、極端な相場変動時にはスプレッドが広がる場合があります。そのため、トレードする際にはスプレッドの状況を把握することが重要です。 最後に、XMは取引条件が優れており、多くのトレーダーから支持を受けています。しかし、FX取引にはリスクがつきものであり、投資に際しては自己責任で行うことをおすすめします。また、取引には十分な知識や経験が必要です。初心者の場合は、デモトレードや過去の相場データを分析することで、トレードスキルを向上させるようにしましょう。